というわけで、記念すべき第一発目。
つったらそりゃ、一番おれが好きだっていう映画っきゃないでしょう!!
したらやっぱ、ジャッキーしかいないでしょう!!
って言っても書き方どうしよ……
まいいや。
とにかく、おれの一番は、これなのだ!!
『 ポリス・ストーリー2 - 九龍の眼 - 』観賞履歴 & 感想のまとめ。
- 次のために第20回目観賞 : また観るよ。
ポリスストーリー・シリーズは、基本的にどれも好き。
でも、そんなポリスストーリー・シリーズのなかでも、これが一番好き。
アクションもたぶん一番好きだし、ストーリーも、それまでのジャッキー映画のそれとは一線を画すんじゃねぇかっていうぐらい練られてると思う。
ジャッキー映画では、観る側に“やられた!!”っていう印象を与える“騙し”っつーのが、あんまりない。
でも、この映画ではそれを使ってる。
まま、バカみたいに『ゲーム』ばりのもんじゃ~ないけども、かるくでも変装とかしてる。ストーリー性にわかりやすさあってのジャッキー映画とて、このへんからそういったユーモアみたいのが盛り込まれた。
気がする。
内容もしっかり練られてる気ぃするし、アクションもいい。
こちらは『ポリスストーリー1』と違って、技に華麗さが加わってるかなぁ~と
“魅せるクンフー”っつーの? 激しいアクションのなかに“華麗さ”っていうのが加味されてる感じか?
舞ってるよ、ジャッキー。
アクション、シナリオ、ともに、それまでのジャッキー映画をみても一番内容が充実してると思われる。
というより、こっからあとの映画の展開でも笑いでもアクションでも、そういうベースができた一発目って感じ。
ジャッキーの“自分がやりたいこと”っていうのから、いかに“観客を魅了するか”っていう方向を見出した雰囲気を感じる。
というより、話の展開とかしぐさとか会話とかが、なんとなくハリウッド的な雰囲気。
なんか最初は力の抜けた感じで始まり、徐々に盛り上がってく。
要所要所に笑いと抜いた部分をちりばめてあって、それを一気に結ぶ。
主人公が、微妙に弱い。
それでいてジャッキー・テイスト。
そしてそこが、新ジャッキー・テイスト。
んん~~~~~~、素晴らしい!
この映画はそのひと言に尽きる!
あと、「アーパアーパ」が耳から離れなくなる。その後しばらくは、自分も蹴りの達人になった気分が満喫できていい。
で、中途半端に近代技術を駆使しようとする犯人がいい。原始的な手段とのミスマッチのはざまで揺れ動く犯人たちの弱さっぷりがたまんない。
見れば納得、また観たくなること請け合い。
おれはもう、当時ビデオだったわけだけど、あまりにも観すぎて映像に横ぼっこのノイズが入りだした。すっげぇ腹立って、また新しく録画した。
とはいえ、客観的にというか、一般的にこれがジャッキー映画の最初にすると、なんとなくあとにも先にも最初で最後になりそうな気配は否めないかなと
にしても、チュー・ヤンがどこに出てたのか、おれにはさっぱり……
- 原題:
- 『警察故事續集』
- 『THE POLICE STORY 2 』
- 『Ging chaat goo si juk jaap』
- 監督:
- ジャッキー・チェン (Jackie Chan)
- 製作:
- レイモンド・チョウ (Raymond Chow)
- レナード・ホー (Leonard K.C. Ho)
- 脚本:
- エドワード・タン (Edward Tang)
- ジャッキー・チェン (Jackie Chan)
- 出演:
- ジャッキー・チェン (Jackie Chan)
- マギー・チャン (Maggie Cheung)
- エミリー・チュウ
- チュー・ヤン (Yuen Chor)
- トン・ピョウ
- Kwok-Hung Lam
- Bill Tung
- Benny Lai
- John Cheung
- Chardde Cho
- Yuen Chor
- Ben Lam
- Chi Fai Chan
- Shan Kwan
- Mars
- Isabella Wong
- Ann Mui
- Siu-Ming Lau
- 他