- 監督 :
- ジョン・コーティ
- 特に目立つ人たち :
- モーガン・フリーマン
- おれが観たあらすじ :
- 保守的な地域の保守的な人種差別問題に首を突っ込んでしまった軍人さんたちの物語。
限度本数ギリギリまでいこうと思っていたけども、実際にはほかに借りたいと思える作品がなかったわけで、とりあえず、モーガン・フリーマンが出てるってだけの話。
準新作の棚に並んでたはずが、実際には 1986年の作品だったらしい。
『レスティング・プレイス 安息の地』観賞履歴 & 感想のまとめ。
- 。…………
ソークー。
ソークーソークーソーク……
ショージキ、つまらん。
そもそも楽しんで観るようなテーマの映画ではないかもしれないけど、なにも感じないというのもどうかなと。
最近はもう映画っていう娯楽が、本来のイメージから抜け出して、その国、その地域、あるいは世界的な諸問題を諸外国や世界的な規模でもって知ってもらおうっていう、これもまた一つのメッセージの手段として扱われてるような気がすんだよね。
この手の主題を扱った映画は、ぶっちゃけもう見飽きてるし、この程度のできではもう “ 時代の違いだね ” っていうぐらい。
見飽きたとか言っちゃう自分もどうかと思うけど、実際には、どんなにそういう部分を観て、理解とか知識とか共感とか同情とか、いろんな気持ちを深めようとしても、結局は “ 蚊帳の外 ” っていう扱いからは一歩も深まらない。
それでも深まろうとしなきゃいけない問題かもしれないし、そうやってお互いが理解し合っていくべきことなのかもしれんけどさ。
差別されてる人種じゃない人種の人にはわからないっていう部分がかなり大きいっていうのも、人種差別っていう問題の大きな割合を占めてるって現状。
蚊に刺されてかゆいのは、その蚊に刺された本人と、蚊に刺された経験のある人にしかわからないっていうのと等しい提議のように感じる。
まま、そのへんは素直に蚊帳の外に出させてもらっても、モーガン・フリーマンが出てるってことで借りてみたものの、どぉ~も普通のおじさんにしか映らないのがこの映画の凡庸さなのかなと。
モーガン・フリーマンって、意外に貧弱だったらしい。すっげぇ体の線が細い。この映画の役作りのために痩せたのか?
ほかの映画だと、けっこういい体してたりして、雰囲気もあって画面で映える存在。
この映画で扱ってるテーマとか主題、メッセージ性の程度なら、もっとほかに観るべき映画はたくさんある。
この映画である必要性は、まるでない。
これって実話なの? マジ?
それが本当なら、もうちょっとマシになる。
『蛇拳』とか『蛇鶴八拳』とか、あのへんのジャッキー映画を思い起こさせる映像。
ただ古くさい映画だな。
どうせなら、ずっと “ 幻 ” のままにしとけばよかったと思うよ。
キャスト詳細情報
- 原題 :
- 『 Resting Place 』
- 監督 :
- ジョン・コーティ (John Korty)
- 製作 :
- ロバート・ハドルストン (Robert Huddleston)
- 製作総指揮 :
- マリアン・リース (Marian Rees)
- 脚本 :
- ウォルター・ハルジー・デイヴィス (Walter Halsey Davis)
- 撮影 :
- ウィリアム・ウェイジズ (William Wages)
- 音楽 :
- ポール・チハラ (Paul Chihara)
- 出演 :
- モーガン・フリーマン (Morgan Freeman) / Luther Johnson
- リチャード・ブラッドフォード (Richard Bradford) / Gen. Willard P. Hauer
- リチャード・ブルックス (Richard Brooks) / Booker T. Douglas
- ジョン・リスゴー (John Lithgow) / Maj. Kendall Laird
- ジョン・フィルビン (John Philbin) / Bradford Erskine
- CCH・パウンダー (CCH Pounder) / Ada Johnson
- G・D・スプラドリン (G.D. Spradlin) / Sam Jennings
- フランシス・スターンハーゲン (Frances Sternhagen)
- M・エメット・ウォルシュ (M. Emmet Walsh)
- 新 : 『サンシャイン2057』(Sunshine2057) / 真田広之
- 古 : 『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(Pirates of Caribbean: World End) / ジョニー・デップ、ジェリー・ブラッカイマー、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ