- 監督 :
- ラッセル・マルケイ
- 特に目立つ人たち :
- ミラ・ジョヴォヴィッチ
- オデッド・フェール
- アリ・ラーター
- おれが観たあらすじ :
- 『バイオハザード II : アポカリプス』の続き。仲間のもとを離れ、孤高の女戦士としてアンデッド・ハンターとして戦っていたが、ある時、かつての仲間たちを合流する。しかし、そこで待ち構えていたものとは。そして、その先に “ いる ” ものとは ……という感じの物語。
『バイオハザード』シリーズは、とりあえず観ておく。
ミラ・ジョヴォヴィッチだから。
『バイオハザード III 』観賞履歴 & 感想のまとめ。
- やっぱおもしろいけど、二度観るほどのデキではないと思われる。
ミラ・ジョヴォヴィッチ!!!!
嗚呼、ただただミラ・ジョヴォヴィッチ!!!!
可愛い!! 綺麗!! タフ!! 妖艶!!
いつもギリギリなところまで魅せてくれるスタイル抜群な姿態!!
ビューティホー!!!!
まあね、『バイオハザード II アポカリプス』も観たし、シリーズ全部観てるし、ゲームやってたし、主演のミラ・ジョヴォヴィッチも変わりないし、そりゃ観ないわけがないんだわ。
ゲームとはまた違う迫力のアクションはいいな。
ヘタな道具に頼らず、毎回ちゃんとある程度は肉弾戦がある。
たまらんとです。
かといって、回を追うごとにおもしろくなってくわけでもないし、アクションがすごくなるわけでもなく、知名度と人気と、あとはシリーズで観てるっていうダラダラ感で観てるっていう視点も否めない。
必ず毎回毎回 “ 次も続くよ ” 的な終わり方のエンディングを迎えるもんだから、気になって気になって……
っていうわけでもない。
ちらほら話題になってきたり、≪ゲオ≫の新作の棚とかポスターとかになってなきゃ、忘れてることが多い。
でも、この映画がすごいのは、冒頭をちょっと観れば、前回、前々回までのあらすじというか、物語を思いだせること。
記憶にあるからあたり前のことかもしらんし、わかったような気にさせるだけのインパクトから始まったり、フラッシュバックがあったりするからかもしらんけど、やっぱりなんだかんだで、わかりやすい物語にあるのだと思う。
監督さんらの自己満足な演出もないし、小難しい哲学なんてのもない。
ゲームと同じぐらいの娯楽性。
それがこの映画のすごさ。
あとは、ミラ・ジョヴォヴィッチ。
シーンや展開ごとに表情が違う。雰囲気もガラッと変わる。
ミラ・ジョヴォヴィッチ七変化といったところか。
まず笑わないけど、そんなアリスの笑顔を思い起こさせる場面が随所に盛り込まれてて、いい。
実際に笑うことはない。
でも、憶えてる、思いださせる、そんなやりとりや場面がいいのだよ。
まあね、演技がうんぬんかんぬんぬかすより、ただただ観て楽しめる映画。
しかしなぁ~……
弱いっすね、今回。
まあ、いくら “ つなぎ ” ったって、“ つなぎ ” なら “ つなぎ ” らしく、もうちょっとしっかりした展開と内容にしてほしかったかなと。
たぶん、ホントいっちゃん最初 ──── 目覚め ──── あれがすべてを物語るようなあの最初の始まり方とひと展開で観る者を一気に惹きつけようっていう手法だったんだろうけど、しょっぱなから読めちゃったので、もうひとひねり欲しかったかな~。
全体的にも。
せっかくの “ 映画 ” なのに、結局、ゲームのシナリオとたいして変わらない物語の展開だなって感じてしまう。
無限に湧いてくるようなゾンビを、片っ端からミラ・ジョヴォヴィッチが美しく倒していくという、迫力と美しさと、ほんの少しの儚さでもって繰り広げられる戦闘シーンは、もうさすがに飽きた。
それこそ、いや、そこもまたこの『バイオハザード』シリーズの見所の一つなんだろうけどさ、それじゃゲームと変わらないんだわ。むしろ、自分が参加できるだけ、ゲームのほうがおもしろいかもしれない。
まあ、今回のエンディングは、これまでで一番次が気になる終わり方ではあるけども、それならそれで、今回は “ つなぎ ” に徹して、いつもどおりなアンデッドとの戦闘は一切なしでいくっていうぐらい、そこまでの意気込みでシナリオのほうをもっと充実してほしかった。
最初と最後はインパクトあるけど、それまでの経緯の内容が、イマイチ薄いような気がする。
あと、ミラ・ジョヴォヴィッチというキャストは、絶対に変えないでいただきたい。ほかにこの役をアメイジングにこなしてくれそうな女優さんが思い浮かばないのです。
最近の映画やドラマで華麗なるアクションができる女優といえば、やっぱ『エレクトラ』とか『エイリアス』シリーズのジェニファー・ガーナーあたりなんだろうけど、あの人じゃちょっと、アクションはイケるかもしらんが、美しさという点で明らかに見劣りする。
あ、そういえば、アシャンティも出てたね。なんかすっげぇ丸くなってたな……ビミョ~。
あと、トラック団の女主席の人、たしか『HEROES / ヒーローズ』に出てる人じゃなかったっけか? 違ったかな?
とはいえ、ミラ・ジョヴォヴィッチじゃなくても『バイオハザード IV 』が出れば、間違いなく観るんだろうけどさ。
まま、この『バイオハザード』シリーズは、完全不動にミラ・ジョヴォヴィッチの映画で代表作なんだけども、アナザー・ストーリー的にチャン・ツィイーってどうだろう?
アクションだってすげぇぜ? あの人の戦闘はまるで演舞のような美しさですよ?
アリスだけじゃなくて、ゲームみたいにいろんな土地でのヴァージョンてことで。
だったらどこまでもついてくよ、おれ。
キャスト詳細情報
- 原題 :
- 『 Resident Evil: Extinction 』
- 監督 :
- ラッセル・マルケイ (Russell Mulcahy)
- 製作 :
- ポール・W・S・アンダーソン (Paul W.S. Anderson)
- ジェレミー・ボルト (Jeremy Bolt)
- ロバート・クルツァー (Robert Kulzer)
- サミュエル・ハディダ (Samuel Hadida)
- ベルント・アイヒンガー (Bernd Eichinger)
- 製作総指揮 :
- マーティン・モスコウィック (Martin Moszkowicz)
- ヴィクター・ハディダ (Victor Hadida)
- ケリー・ヴァン・ホーン (Kelly Van Horn)
- 脚本 :
- ポール・W・S・アンダーソン (Paul W.S. Anderson)
- 撮影 :
- デヴィッド・ジョンソン (David Johnson)
- 衣装デザイン :
- ジョセフ・ポロ (Joseph A. Porro)
- 編集 :
- ニーヴン・ハウィー (Niven Howie)
- 音楽 :
- チャーリー・クロウザー (Charlie Clouser)
- 出演 :
- ミラ・ジョヴォヴィッチ (Milla Jovovich) / アリス (Alice)
- オデッド・フェール (Oded Fehr) / カルロス・オリヴェイラ (Carlos Olivera)
- アリ・ラーター (Ali Larter) / クレア・レッドフィールド (Claire)
- イアン・グレン (Iain Glen) / アイザックス博士 (Dr. Isaacs)
- アシャンティ (Ashanti) / ベティ (Betty)
- クリストファー・イーガン (Christopher Egan) / マイキー (Mikey)
- スペンサー・ロック (Spencer Locke) / Kマート (K-Mart)
- ジェイソン・オマラ (Jason O'Mara) / アルバート・ウェスカー (Albert Wesker)
- マイク・エップス (Mike Epps) / L.J. (L.J.)
- マシュー・マースデン (Matthew Marsden)
- リンデン・アシュビー (Linden Ashby)
- ジョー・ハースリー (Joe Hursley)
- ジョン・エリック・ベントリー (John Eric Bentley)
- ジェームズ・タミニア (James Tumminia)
- カーク・B・R・ウォーラー (Kirk B.R. Woller)
- リック・クレイマー (Rick Cramer)
- マデリン・キャロル (Madeline Carroll) / ホワイトクイーン (White Queen)
- ピーター・オメーアラ (Peter O'Meara)
- ジェフ・ミード (Geoff Meed)
- ラモン・フランコ (Ramón Franco)
- シェーン・ウッドソン (Shane Woodson)
- ラスティ・ジョイナー (Rusty Joiner)
- ブライアン・スティール (Brian Steele)