『リトル・ミス・サンシャイン』(Little Miss Sunshine) / グレッグ・キニア、トニ・コレット、スティーヴ・カレル、アビゲイル・ブレスリン

監督 :
ジョナサン・デイトン
ヴァレリー・ファリス
特に目立つ人たち :
グレッグ・キニア
トニ・コレット
スティーヴ・カレル
アビゲイル・ブレスリン
おれが観たあらすじ :
その一人ひとりが、それぞれに問題を抱える家族のなかにある愛情。多少のイカレは個性であり、それらが集まって一つの賑やかだけど、ちょっとうるさい家族っていう絆を構成してるんだな。

 クロエが観たいの。おれ。

『リトル・ミス・サンシャイン』観賞履歴 & 感想のまとめ。

  1. 今後たびたび出逢っていくであろう恋人たちに観てもらって、感想を聞いていろいろ決めてみようと思う。

 嗚呼……

 嗚呼……

 『24』シリーズのクロエ役で、一躍おれの有名人になったクロエが出てるっつーから観てみたのに……
 ほぼそれだけのために観た映画と言っても過言じゃないはずだったのに……

 嗚呼……

 あぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ ──── !!!!

 やっぱり脇役!! すっげぇチョイ役!!
 めっちゃ残念!!!!

 まあねまあね、『24』ほどの魅力は振りまかないまでも、やっぱしテキパキしててカタそうなイメージのあるアシスタントさんの役だった。
 なんか予定外ではあったけど、“ たしかに ” とうなずける配役な感じだったかなと。


 それでもパッケージを見てみれば、なんとなくおれの好きそうなストーリーではあったし、クロエも出てるっていうしってことで、ハズレてもいっかぐらいの気持ちで観たわけ。

 ──── ハズレたね。
 うん、完全にハズレたね。これ。

 いやいや、ちょっと変な子な役のアビゲイル・ブレスリンちゃんは、キャサリン・ゼタ=ジョーンズと共演したあの『幸せのレシピ』のとおり、ゲロかわ。
 めちゃ ──── めちゃ、可愛い。可愛すぎてほっぺたかじりたくなった。

 みんなも、そしておれも大好きな、かの『40歳の童貞男』ほどはじけてないスティーヴ・カレルもそれなりによかったし、『24』はキム役でお馴染みのエリシャ・カスバートを主演に据えた『ガール・ネクスト・ドア』では影の薄かったポール・ダノも、なかなか味があってよかったと思う。“ 沈黙の誓い ” だかでまったくしゃべんない小僧が、いきなり泣き叫んだのは、かなり痛々しかったな。

 でもそんだけ。
 ほのぼのした家族愛っていうのは描かれてたかもしんないけど、それこそ映画にまでするもんじゃ~ないよ。
 むしろ、ドラマとかならよかったかもしんないね。
 次々と起こるハプニングで、一回ごとに区切ってくれたら、先が気になって楽しめるかもしれない。
 でも、みんながみんな、すこ~しずつイカレてるのは、とっても好き。
 もし小説として、本としての『リトル・ミス・サンシャイン』が存在するのなら、それぞれの独白を聞いてみたいなと思う。

 もっともっとズバーンとメアリー・リン・ライスカブが出てる映画ってないのか?
 主演とか、主演じゃなくとも『24』ばりにず~っと画面に出ずっぱりとかさ。
 『パンチドランク・ラブ』?
 それ、いっつもおれが避けてた映画なんだけど……
 もっかい『ファイヤーウォール』観なおしてみますか。


 もう一回この映画観たら、なんかまた感じ方が変わるんだろうか?
 もしかしたら、もっとすっごい深い映画なのかもしれない。
 自分が将来、親になって、自分の家族っていうものをもったときに、また観てみたいかもしれない。かもしれない。

キャスト詳細情報

原題 :
『 Little Miss Sunshine 』
監督 :
ジョナサン・デイトン (Jonathan Dayton)
ヴァレリー・ファリス (Valerie Faris)
製作 :
アルバート・バーガー (Albert Berger)
デヴィッド・T・フレンドリー (David T. Friendly)
ピーター・サラフ (Peter Saraf)
マーク・タートルトーブ (Marc Turtletaub)
ロン・イェルザ (Ron Yerxa)
脚本 :
マイケル・アーント (Michael Arndt)
撮影 :
ティム・サーステッド (Tim Suhrstedt)
衣装デザイン :
ナンシー・スタイナー (Nancy Steiner)
編集 :
パメラ・マーティン (Pamela Martin)
音楽 :
マイケル・ダナ (Mychael Danna)
出演 :
グレッグ・キニア (Greg Kinnear) / リチャード・フーヴァー (Richard Hoover)
トニ・コレット (Toni Collette) / シェリル・フーヴァー (Sheryl Hoover)
スティーヴ・カレル (Steve Carell) / フランク (Frank Ginsberg)
アラン・アーキン (Alan Arkin) / グランパ (Grandpa Edwin Hoover)
ポール・ダノ (Paul Dano) / ドウェーン・フーヴァー (Dwayne)
アビゲイル・ブレスリン (Abigail Breslin) / オリーヴ・フーヴァー (Olive Hoover)
ブライアン・クランストン (Bryan Cranston)
マーク・タートルトーブ (Marc Turtletaub)
ベス・グラント (Beth Grant)
ゴードン・トムソン (Gordon Thomson)
メアリー・リン・ライスカブ (Mary Lynn Rajskub)
マット・ウィンストン (Matt Winston)
ジェフ・ミード (Geoff Meed)
ジュリオ・オスカー・メチョソ (Julio Oscar Mechoso)
ウォレス・ランガム (Wallace Langham)

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